台風7号、16日のANA・JAL国内線471便欠航 9.5万人影響

AI要約

気象庁によると、台風7号は北緯27度30分、東経141度20分付近を北北東に進み、暴風域を伴って関東地方などに接近している。15日には強い台風となる見込みで、航空便にも影響が出る。

全日本空輸と日本航空は、台風の影響で国内線471便の欠航が決定し、約9万4566人に影響が出る見通し。主な便は羽田や成田を出発地や到着地としている。

他の航空会社も最新情報をウェブサイトなどで確認するよう呼びかけている。

台風7号、16日のANA・JAL国内線471便欠航 9.5万人影響

 気象庁は8月14日午後9時50分、台風7号は14日午後9時の時点で東京・小笠原諸島父島の父西北西約100キロの北緯27度30分、東経141度20分にあり、1時間におよそ20キロの速さで北北東へ進んでおり、中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、中心から半径110キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっていると発表した。15日には「強い台風」になる見込み。

 暴風域を伴い、強い勢力で関東地方を含む東日本や東北地方に接近するあさって16日は、空の便にも影響。全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)の大手2社だけで、国内線471便の欠航が14日夜に決まり、9万4566人に影響が出る見通し。

 ANAによると、14日午後7時の時点で、あさって16日は札幌(新千歳)を午前9時30分に出発する羽田行きNH54便など、羽田と成田を発着する国内線280便の欠航が決定。約6万400人に影響が出る見通し。あす15日も羽田-八丈島線の1往復2便が欠航し、約190人に影響が出る見通し。

 JALによると、14日午後9時の時点で、あさって16日は札幌(新千歳)を午後1時に出発する羽田行きJL510便など、羽田と成田を発着する国内線191便の欠航が決定。3万4166人に影響が生じる見込み。

 そのほかの航空会社も、最新情報をウェブサイトなどで確認するよう呼びかけている。