台風5号、熱帯低気圧に 北海道と東北は大雨警戒 気象庁

AI要約

台風5号が岩手・秋田を横断し、津軽海峡で熱帯低気圧に変わった。

北海道南西部や東北では雨が降り、大雨による災害に警戒が必要。

各地での雨量や風速の記録が更新され、続く日程の予想雨量も示されている。

 12日に岩手・秋田両県を横断した台風5号は13日午前3時、津軽海峡の西海上で熱帯低気圧に変わった。

 北海道南西部や東北地方では雨が降っている所があり、気象庁は大雨による土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒するよう呼び掛けた。

 秋田県仙北市(桧木内)では13日午前3時までの12時間雨量が100.5ミリ、北海道伊達市では午前7時までの同雨量が84.5ミリに上った。室蘭市では午前3時15分ごろに最大瞬間風速19.1メートルを観測した。

 14日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、北海道150ミリ、東北80ミリ。その後、15日午前6時までの同雨量は、東北80ミリ、北海道60ミリ。