台風5号・6号のあとにもう一つの熱帯低気圧 西側のルートだと16日(金)に東海3県にかなり大きな影響【台風情報】

AI要約

台風5号と6号について、5号は日本海に抜けて熱帯低気圧に変わり、6号も同様に明日には熱帯低気圧に変わる見通し。

熱帯低気圧が西側ルートを通る可能性があるため、東海3県に大きな影響が出るかもしれない。

未来の熱帯低気圧の影響や週間予報についても注意が必要で、特に16日(金)には雨と風の影響が予想される。

台風5号・6号のあとにもう一つの熱帯低気圧 西側のルートだと16日(金)に東海3県にかなり大きな影響【台風情報】

(桜沢信司気象予報士)

まず、今発生している台風2つなんですが、台風5号はこのあと日本海に抜けて、明日には熱帯低気圧に変わる見通し。そして6号の方もあすには熱帯低気圧に変わる見通しで、東海地方への直接的な影響はない見通しです。

5号、6号は西北に向かってますけれども、東側に高気圧があって、この高気圧が西北に押し出しているんですね。

■もう1つの熱帯低気圧が西側ルートだと…

もう一つ熱帯低気圧がこのあと北上する見通しです。ちょっと詳しく見ていきます。16日(金)の予報円。この予報円の中に台風の中心が入る確率が70%。西側のルートを通ると、東海3県もかなり大きな影響が出る恐れがあります。暴風の吹く恐れ、大雨のおそれもあります。東側のルートを通ると、そこまで影響はありません。

(若狭敬一キャスター)

東になるか、西になるかも、大体70%ということですもんね。

(桜沢気象予報士)

はい。そして17日(土)にかけて、北日本ではまた影響が出る恐れがあります。

■雨と風の予報を詳しく

では、雨と風の予報で詳しく見てみましょう。動かしてみると、台風5号、日本海に抜けて衰弱します。そして、5号の東側の台風6号なんですが、そこまで発達する予想ではありません。しばらくすると衰弱していきます。

この後、南側にもう一つ熱帯低気圧が来ます。これに注目して15日(木)から進めてみると、木曜から金曜、特に東日本に大きな影響が出る恐れがあります。まだ予想が固まっていませんが、西に行くか東に行くか、そしてタイミングも固まっていませんけれども、今後大きな影響が出る恐れがありますので、特に16日(金)、お気をつけください。

週間予報です。この先、あさって14日(水)にかけて晴れて、猛烈な暑さが続く見通しです。15日(木)まで35度以上の日が続くでしょう。16日(金)に傘のマークですが、その前後にも、台風の進路次第では雨、そして風の影響が出る恐れがありますので、今週は台風の情報をこまめにチェックしてください。