コロナ感染、3カ月ぶり減少 お盆明けの拡大注視、厚労省

AI要約

厚生労働省によると、新型コロナウイルスの新規感染者数は6万5699人で、感染者数は減少傾向にある。感染拡大が懸念されるお盆明けの動向を注視している。

1医療機関当たりの感染者数が増加した県が16箇所あり、その中で佐賀、長崎、愛知の数値が高かった。一方、青森、北海道、東京などは比較的低い数値を示した。

今後も感染状況の変化に注意が必要であり、対策の重要性が高まっている。

 厚生労働省は9日、全国約5千の定点医療機関から7月29日~8月4日に報告された新型コロナウイルスの新規感染者数は6万5699人だったと発表した。1医療機関当たりの感染者数は13.29人。前週比0.91倍で約3カ月ぶりに減少した。厚労省担当者は「例年お盆明けに感染拡大する傾向にあり、感染状況を注視していきたい」と話している。

 1医療機関当たりの感染者数が増加したのは16道県で、多かったのは佐賀27.82人、長崎21.34人、愛知20.10人。少なかったのは青森6.69人、北海道7.03人、東京7.26人など。