岸田首相、中央アジア訪問を取りやめ表明 南海トラフ地震臨時情報受け

AI要約

岸田首相は、中央アジアへの外国訪問を取りやめることを表明しました。南海トラフ地震臨時情報の発表を受け、地震対応を優先すると述べました。

岸田首相は、巨大地震の注意を受けて、外国訪問を取りやめる決定をした理由を説明しました。事前避難を呼びかけるものではないが、国民の不安が大きいためです。

岸田首相は、地震対応に専念するため長崎から東京に戻ることを決めました。

岸田首相は9日から予定されていた、中央アジアへの外国訪問を取りやめると表明しました。南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」の発表を受け地震対応を優先するとしています。

岸田首相

「気象庁が地震への備えの再確認等を呼びかけている1週間程度は国内にとどまり、政府としても対応や情報発信に万全を期すべきであると判断をいたしました。このため、今回予定をしていた日程での中央アジア、モンゴルへの訪問はとりやめる」

岸田首相は、『巨大地震注意』について、「事前避難を呼びかけるものではない」としつつも、「発表は初めてのことであり、国民の不安も大きい」と述べ、外国訪問を取りやめることにしたと説明しました。

岸田首相はこのあと、訪問先の長崎から東京に戻り、地震対応にあたる考えです。