医師以外による「HIFU」施術でやけど 美容医療を巡りエステ店を提訴
20代の女性がエステ店でHIFU施術を受け、やけどを負ったとして415万円の損害賠償を求める裁判を起こした。
女性は施術中に強い痛みを感じ、跡が残っているため精神的な苦しみを訴えている。
厚労省は医師以外によるHIFU施術を医師法違反と通知しており、問題が浮上している。
超音波をあててたるみなどをとる美容医療「HIFU」を巡り、医師でない者による施術でやけどを負ったとして、都内に住む女性がエステ店に損害賠償を求める裁判を起こしました。
20代の女性は、2021年、都内のエステ店で超音波をあてることでたるみなどをとる「HIFU」の施術を受けた際に左足にやけどを負ったとして今日、エステ店に対し約415万円の損害賠償を求める裁判を起こしました。
女性は、ダイエット目的でエステティシャンによる施術を受けましたが、施術の際、強い痛みを感じたと訴えています。
「相手に対しては憤りがあります。跡に残ってしまっているので毎回見るたびに当時のことを思い出して苦しい気持ちになります」(原告の女性)
「HIFU」を巡っては、6月、厚労省が医師以外による施術は、医師法違反にあたると通知しています。(ANNニュース)