株価急落「冷静な判断が重要」 鈴木金融相

AI要約

鈴木俊一金融相は、日経平均株価の史上最大の下げ幅について冷静な判断を呼びかけ、経済や金融市場の動向に注視する考えを示した。

新たなNISA制度により株式投資を始めた投資家へ、長期的な視点を持つことの重要性を強調し、冷静な判断を促した。

 鈴木俊一金融相は5日、日経平均株価が史上最大の下げ幅となったことを受けて財務省内で記者団の取材に応じ、「冷静に判断していくことが重要だと考えており、引き続き高い緊張感を持って内外の経済、金融市場の動向について注視をしていきたい」と述べた。

 

 1月に始まった新たな少額投資非課税制度(NISA)をきっかけに株式運用を始めた投資家らに動揺が広がっている点に関しては「長期、積み立て、分散投資の重要性を考慮し、冷静に判断してほしい」と呼び掛けた。