九州・中国・四国で最高気温39℃台 観測史上1位の記録も 夜間の熱中症にも注意

AI要約

全国で猛暑が続き、観測史上最高気温が更新される地域が多数ありました。

夜間も気温が高く、熱中症に注意が必要です。

熱中症予防のため、水分補給やエアコンの効果的な使用が重要です。

九州・中国・四国で最高気温39℃台 観測史上1位の記録も 夜間の熱中症にも注意

今日3日も危険な暑さとなりました。最高気温は高知県四万十市西土佐で39.8℃と40℃に迫る暑さに。広島県安芸太田町加計、山口県岩国市の広瀬、熊本県人吉市など所々で観測史上1位の値を更新し、記録的な暑さとなりました。

今日3日も熱波と強い日差しで、危険な暑さとなりました。

全国で最も気温が上がったのが、高知県四万十市西土佐で39.8℃と40℃に迫る暑さとなりました。また、最高気温は広島県安芸太田町加計で39.4℃、山口県岩国市の広瀬で38.7℃、広島県三次市で38.5℃、熊本県あさぎり町や熊本県人吉市で38.1℃、鹿児島県伊佐市大口で38.0℃などと所々で観測開始史上1位の値を更新し、記録的な暑さとなっています。大分県日田市で39.3℃と観測史上3位タイとなりました。猛暑日地点は290地点と今年最多となっています。(※気温の値は全て午後4時までの速報値)

夜も気温の下がり方は鈍く、東海以西は30℃前後の所が多いでしょう。夜間の熱中症にも注意が必要です。

明日4日も猛烈な暑さが続くでしょう。

最高気温は九州から関東は35℃以上の所が多く、名古屋市では39℃と40℃に迫る暑さとなりそうです。北陸や東北も30℃以上の所が多く、福島市など猛暑日となる所があるでしょう。

危険な暑さが続きます。熱中症に厳重な警戒が必要です。

夜から朝にかけても、気温があまり下がらないと、室内で熱中症が発生するリスクが高まります。夜間の熱中症を防ぐポイントは、次の2つです。

①寝る前に水分補給をしましょう。

熱中症予防には、水分補給が重要です。寝ている間にも汗をかくので、体の中の水分が失われてしまいます。寝る前には、コップ1杯程度の水を飲みましょう。睡眠中にトイレに行きたくないからといって、水分を控えるのは危険ですし、トイレに起きた時は、水分補給のタイミングです。起きた時にすぐ飲めるよう、枕元に常温の水を置くのがおススメです。

②エアコンを上手に使いましょう。

熱中症予防には、暑さを避けることも重要です。寝室は、寝る前からエアコンを使って、涼しくしておきましょう。また、エアコンが数時間後にオフになるようタイマーをかけると、タイマーが切れた時に部屋の中の温度が、とても高くなってしまうこともあります。タイマーをかける場合は、少なくともエアコンを3~4時間は使うよう設定し、できれば朝までつけっぱなしにしましょう。エアコンは、オンとオフを繰り返すと、そのたびに電力を消費するので、つけっぱなしにした方が経済的です。