「オスプレイの飛行継続、県民に不安与える」沖縄・玉城知事、墜落事故調査報告書公表受け

AI要約

屋久島沖で米空軍の輸送機CV22オスプレイが墜落し全乗員8人が死亡した事故の調査報告書が公表され、沖縄県の玉城デニー知事がオスプレイの飛行継続に対する不安を表明。

米軍が安全対策の措置を講じていると主張する中、玉城知事は操縦士教育の徹底などの必要性を強調。

沖縄県は引き続きオスプレイの配備撤回を求める方針を示す。

「オスプレイの飛行継続、県民に不安与える」沖縄・玉城知事、墜落事故調査報告書公表受け

米空軍が2日、鹿児島県・屋久島沖で米空軍の輸送機CV22オスプレイが墜落し全乗員8人が死亡した事故の調査報告書を公表したことを受け、沖縄県の玉城デニー知事は同日、「沖縄でオスプレイの飛行が継続されることは県民に不安を与えるものだ」とのコメントを発表した。県として引き続き、オスプレイの配備撤回を求めていくという。

米軍は予防的点検の頻度の増加や緊急時の手順の更新などの安全対策の措置を講じているとしているが、玉城知事は「操縦士らに対する教育の徹底などを含め、その実効性が十分に確保される必要がある」との考えを強調した。