総務省の職員を名乗る男らから現金約1億6千万円だまし取られる 千葉・船橋市の女性
千葉県船橋市の女性が、総務省の職員を名乗る男らから、現金およそ1億6000万円をだまし取られる詐欺被害が発生しました。
2月12日ごろ、船橋市の女性(76)の自宅に総務省の職員や警察官を名乗る男らから相次いで電話があり、女性は5月までに1億6000万円を送金させられたと報告されました。
事件が発覚したのは、女性が不審に思い、総務省に電話してからであり、警察が犯人捜査を開始しています。
千葉県船橋市の女性が、総務省の職員を名乗る男らから、現金およそ1億6000万円をだまし取られる詐欺被害が発生しました。
警察によりますと、2月12日ごろ、船橋市の女性(76)の自宅に総務省の職員や警察官を名乗る男らから相次いで電話がありました。
男らは「不正に携帯電話が利用されている可能性がある」「口座に入っているお金をすべて調べなければならない」などと嘘を言った上、5月までに電話やSNSのアプリを通じて女性に指示を出し、東京都内や神奈川県内の住所に、十数回にわたって現金およそ1億6000万円を送らせたということです。
不審に思った女性が総務省に電話して事件が発覚しました。
警察は「捜査機関が電話やSNSのアプリのみで、やり取りすることはありえない」として、注意を呼び掛けています。