小学校のボイラー室から助けを求める男「死に場所を探して」建造物侵入の疑いで逮捕 4日間潜伏か

AI要約

神奈川県横須賀市の小学校でボイラー室に侵入し、出られなくなっていた男が警察に逮捕されました。

男はボイラー室に4日間潜伏しており、所持金が尽きたために死に場所を探して小学校に忍び込んだと語っています。

幸いにも夏休み中で児童に被害はなかったとのことです。

神奈川県横須賀市の小学校でボイラー室に侵入し、出られなくなっていた男が、警察に逮捕されました。

きのう(30日)正午すぎ、横須賀市の小学校の教員から「ボイラー室から不審な男が助けを求めている」と110番通報がありました。

警察官が駆け付け、校舎1階のボイラー室の中にいた男を救出し、建造物侵入の疑いで逮捕しました。

逮捕されたのは住所不定・自称アルバイトの堀部健一容疑者(50)で、取り調べに対し容疑を認めているということです。

堀部容疑者は「26日の夜から忍び込んだ」と供述していて、空調のないボイラー室に4日間潜伏していたとみられ、逮捕された際、かなり衰弱した様子だったということです。

堀部容疑者は「おととし実家を出てアルバイトを繰り返していて、お金が尽きたため死に場所を探して目についた小学校に忍び込んだ」と話していて、逮捕当時の所持金は98円だったということです。

この小学校は今月20日から夏休みに入っていたため、児童に被害はなかったということです。