山形・瀬見温泉 老舗旅館は営業できない状態続く 記録的大雨から6日目 従業員総出で泥の撤去作業

AI要約

山形と秋田で記録的な大雨が続く中、山形県最上町の瀬見温泉では裏山が崩れ、150年の歴史を持つ老舗旅館に甚大な被害が出ています。

瀬見温泉の老舗旅館であるゆめみの宿 観松館では、大浴場や露天風呂が土砂で損壊し、営業ができない状況となっています。従業員が泥の撤去作業に従事しています。

被害は宿泊部屋には限定されず、8月の営業ができない見通し。被災地では暑い中、復旧作業が続けられています。

山形・瀬見温泉 老舗旅館は営業できない状態続く 記録的大雨から6日目 従業員総出で泥の撤去作業

山形と秋田で起こった記録的な大雨から6日目。山形県最上町の瀬見温泉では裏山が崩れ、甚大な被害となっています。

150年の歴史があるこちらの老舗旅館。大浴場や露天風呂をリニューアルしたばかりでしたが、その大浴場などに大量の土砂が流れ込み、営業ができない状態です。きょうも朝から従業員が総出で、泥の撤去作業などを行っていました。

ゆめみの宿 観松館 高橋裕 社長

「きょう、やっと排水が通ったので、水が抜けてはかどっている。8月は全部キャンセルのお願いをこちらから今、入れている。とりあえず目の前のやれることをちょっとずつという気持ち」

宿泊部屋などに被害はないものの、書き入れ時の8月は営業ができないとしています。被災地では暑さが続く中、懸命の復旧作業が続きます。