東京・麹町のビル新築現場で鉄筋落下 20代男性作業員が巻き込まれ、心肺停止

AI要約

東京都千代田区でビル新築工事現場で起きた作業員への鉄筋落下事故による重傷

作業員は心肺停止の状態で病院に搬送された

警察と消防当局が詳細な事故状況を調査中

東京・麹町のビル新築現場で鉄筋落下 20代男性作業員が巻き込まれ、心肺停止

30日午前10時ごろ、東京都千代田区麹町のビル新築工事現場で、約2トンの鉄筋がビル屋上から落下し、20代の男性作業員を直撃した。男性は病院に搬送されたが、心肺停止の状態という。

警視庁麴町署と東京消防庁によると、ビルは地上12階地下2階建て。屋上でクレーンを使い、鉄筋を吊り上げる作業を行っていたところ、鉄筋が落下した。男性は鉄筋とともに11階まで落下した。同ビル工事を担当する清水建設によると、男性は床の鉄筋を組む作業を担当していたという。

麴町署は業務上過失致傷の疑いもあるとみて詳しい事故状況を調べている。

現場は東京メトロ麹町駅から西に約300メートルのオフィス街。