千葉のガラス工場で灰に生き埋め 作業員1人死亡、3人けが

AI要約

29日午前11時20分ごろ、千葉県市原市姉崎海岸にある日本板硝子のガラス工場で作業員が灰の下敷きになり、死亡する事故が発生した。

作業中の男性1人が高熱の灰に埋まり、搬送先で死亡が確認された。他に3人がやけどをしたが、命に別条はない。

事故は排煙脱硫装置の中で灰を取り除く作業中に起きた。詳しい経緯は調査中である。

 29日午前11時20分ごろ、千葉県市原市姉崎海岸にある日本板硝子のガラス工場で「作業員が灰の下敷きになった」と同僚から119番があった。市原署や同社によると、作業中の50代男性1人が高熱の灰に埋まり、搬送先で死亡が確認された。他に40~50代の男性3人もやけどをしたが、命に別条はない。

 ガラスを作る過程で生じる有害物質を取り除く「排煙脱硫装置」の中で、たまった灰を取り除く作業をしていた。署が詳しい経緯を調べている。