藤井聡太王位、22歳初陣を白星で飾ることができるか 挑戦者・渡辺明九段の連勝か 注目の“徳島対局”始まる/将棋・王位戦七番勝負第3局

AI要約

藤井聡太王位と渡辺明九段の伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦七番勝負第3局が開催された。

藤井王位と渡辺九段のタイトル戦は1勝1敗のタイで進行中で、真夏の七番勝負として注目されている。

藤井王位と渡辺九段の戦いは第3局で勝者が決まり、持ち時間は各8時間の2日制で行われる。

藤井聡太王位、22歳初陣を白星で飾ることができるか 挑戦者・渡辺明九段の連勝か 注目の“徳島対局”始まる/将棋・王位戦七番勝負第3局

 将棋の藤井聡太王位(竜王、名人、王座、棋王、王将、棋聖、22)に渡辺明九段(40)が挑戦する伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦七番勝負第3局は7月30日、徳島県徳島市の「渭水苑」で午前9時から対局を開始した。シリーズは、両者1勝1敗のタイで進行中。先に2勝目を手にするのはタイトルホルダーの藤井王位か、挑戦者の渡辺九段か。注目の一戦が始まった。本局の先手番は藤井王位。

 5連覇で「永世王位」の資格獲得を目指す藤井王位に、タイトル奪取を狙う渡辺九段が挑戦する“真夏の七番勝負”。徳島県徳島市の「渭水苑」を舞台に争われる本局は、19日に誕生日を迎えた藤井王位にとって“22歳初陣”となる。

 シリーズは、これまでに両者1勝1敗の同星で推移している。振り駒で藤井王位の先手となった開幕局は、膠着状態の続いた対局2日の午後に千日手が成立。相掛かりの進行となった指し直し局を、藤井王位が最終盤の大逆転で制した。しかし、第2局では再び相掛かりを志向し、“お返し”とばかりに完璧に指し切った渡辺九段が完勝。いずれも作戦巧者の渡辺九段のペースを掌握しており、結果以上に藤井王位にプレッシャーをかける展開となっている。

 シリーズの今後を大きく左右する第3局を制するのは藤井王位か、渡辺九段か。目の離せない戦いが繰り広げられそうだ。

 持ち時間は各8時間の2日制。

(ABEMA/将棋チャンネルより)