小泉進次郎氏が「発熱する布」視察 災害時などに活用 中小企業によるイノベーション支援の重要性を強調

AI要約

小泉進次郎元環境相が横浜市で発熱する布を用いた商品の開発を行っている企業を視察。

視察したWILLTEXは独自の技術で発熱布を使用し、ジャケットやレンジバッグなど製品を開発。

小泉氏は災害時の活用や中小企業の支援重要性を強調。

小泉進次郎氏が「発熱する布」視察 災害時などに活用 中小企業によるイノベーション支援の重要性を強調

小泉進次郎元環境相は29日、横浜市で、発熱する布を用いた商品の開発を行っているスタートアップ企業を視察した。

小泉氏ら神奈川県選出の国会議員4人が視察したのは横浜市にある企業「WILLTEX」。この会社は独自の特許技術で発明した「発熱する布」を用い、スマートフォンと連動して瞬時に温度を調節出来るジャケットや、外出先でも食材を短時間で温められるカバン型のレンジバッグなどの製品を開発している。

小泉氏は視察の中で発熱するジャケットを試着すると、「政治家の冬の街頭活動には必需品」などと述べ笑いを誘った。

その上で小泉氏は、発熱する布を用いた“持ち運べる電子レンジ”の災害時の活用について「能登半島地震や東日本大震災の復興を考えると、寒い中で冷たい食事を食べなきゃいけないという体育館の景色を想像したときに、こういった物が普及して、ちょっとでもホッとする瞬間につながるものが出てくれば」と述べ、被災地での活用に期待を示した。

その上で「成長力の高い中小企業がそのまま世界展開する時代に入ってきた」と述べ、中小のイノベーション企業が感じる課題を政治が受け止め、解決するなど支援を強化していく重要性を強調した。