木原防衛大臣に「強いリーダーシップを」岸田総理が続投指示

AI要約

不祥事を受け、岸田総理が木原防衛大臣の続投を指示。木原大臣は危機感を示し、総理と面会。

防衛省の不祥事や不正受給の問題が浮上し、大臣の進退を問う声が出ている。木原大臣が岸田総理と面会し、防衛省・自衛隊の立て直しを指示される。

岸田総理は防衛力強化のための国民の支持と信頼の重要性を説き、30日の閉会中審査で木原大臣に丁寧な説明を求める。

木原防衛大臣に「強いリーダーシップを」岸田総理が続投指示

防衛省で相次ぐ不祥事を巡り、木原防衛大臣と面会した岸田総理大臣は「強いリーダーシップを発揮し、国民の信頼回復につなげてもらいたい」と続投を指示しました。

木原防衛大臣

「国民の信頼を著しく損なう事案が相次いで発生したことは、強い危機感を感じているという総理の言葉でありました」

 防衛省を巡っては「特定秘密」の不適切な運用に加え、海上自衛隊員による潜水手当の不正受給による逮捕者が出ていたことが木原大臣に報告されていなかったことなど、大臣の進退を問う声が出ています。

 イギリスから帰国した木原大臣は26日午後、総理官邸を訪れ、岸田総理と面会しました。

 岸田総理は「防衛力の抜本的強化は国民の強い支持と信頼があって、初めて推進できる」と述べ、防衛省・自衛隊の組織そのものを早急に立て直すよう指示しました。

 さらに、30日に予定される衆議院と参議院の閉会中審査の場で、木原大臣から丁寧な説明を行うよう求めたということです。