お盆期間の予約、前年の21%増 JR各社、コロナ前上回る

AI要約

JR旅客6社はお盆期間の新幹線、在来線の指定席予約が前年比21%増の369万席となり、1994年以降の最多を記録した。

混雑のピークは下りが10日で、上りは12日だが、13日から18日にかけても混雑が予想されている。

新型コロナウイルス禍の影響が薄れ、観光利用が好調になっているという分析がされている。

 JR旅客6社は26日、お盆期間に当たる8月9~18日の新幹線、在来線の指定席予約(7月25日時点)が、前年比21%増の369万席だったと発表した。新型コロナウイルス禍前の2018年と比べても9%増。1日平均では約37万席となり、この時期の予約数として記録が残る1994年以降の最多となった。

 各社によると、混雑のピークは下りが10日で、上りが12日。ただ上りは利用が分散し、13日から18日にかけて混雑する見込みだ。各社は、コロナ禍であった外出への抵抗感が既に薄れ、観光利用が好調になっていると分析している。