斎藤知事、特産品ワイン「PRはしていない」も「思いをはせる参考に」 自宅で2本飲む

AI要約

斎藤元彦知事のパワハラ疑惑を告発した男性が死亡した問題に関連し、斎藤氏はワインの受け取りを認めるもPR目的でないと述べた。

男性が記録した音声データが資料として使用され、斎藤氏は地場産品のPRや知識獲得が目的だったと説明した。

斎藤氏はワイン受け取りの意図について説明し、町の魅力を広めるためのPR活動が重要であると強調した。

斎藤知事、特産品ワイン「PRはしていない」も「思いをはせる参考に」 自宅で2本飲む

兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラ疑惑などを告発する文書を作成した元県西播磨県民局長の男性(60)が死亡した問題に関連し、斎藤氏は24日の定例会見で、PRのためとして同県上郡町から受け取り、自宅で飲んだ特産品のワインについて、「PRは行っていない」と認めた。

同町のワインを巡っては、「飲んだことがない」「折を見てお願いします」という斎藤氏の発言を記録した音声データを男性が保管していた。データは19日、県議会の調査特別委員会(百条委員会)で資料として採用された。

斎藤氏はこれまで、町側からワインを2本受け取り、自宅で飲んだことを認めたうえで、地場産品のPRが目的だったと強調していた。この日の会見では県産品を受け取る理由について、「PRのみならず魅力を知ることも大事だ」「『何かの機会にPRしよう』とか思いをはせる参考になる」などと説明した。