兵庫・斎藤知事、改めて辞職を否定「県職員のの信頼再構築、県政立て直しが私の責任の果たし方」

AI要約

兵庫県の斎藤元彦知事は24日午後、定例会見を行い、パワハラや贈答品受領疑惑を巡る問題で辞任しない意向を示した。

斎藤知事は県民や県職員に謝罪の意を示すとともに、百条委員会や第三者委員会を通じて問題の対応を行う考えを明らかにした。

彼の責任は、県職員との信頼回復と県政の再構築にあると述べ、改めて辞任を否定した。

兵庫・斎藤知事、改めて辞職を否定「県職員のの信頼再構築、県政立て直しが私の責任の果たし方」

 兵庫県の斎藤元彦知事は24日午後、兵庫県庁で定例会見を行った。斎藤知事のパワハラや贈答品受領を巡る疑惑を告発する文書を作成した県幹部の男性が死亡した問題を巡って、会見で自身の進退について問われた斎藤知事は「これまで述べさせていただいた方向性のとおり、日々の仕事を一生懸命させていただくという思いです」と話し、改めて辞職を否定した。また、会見は2時間40分にも及んだ。

 斎藤知事は会見で「改めて文書問題で現在の状況になっているということを県民のみなさんにあらためておわびもうしあげたいという風に考えています」と県民に対し謝罪。

 そして「県職員組合や県職員OBのみなさま、各方面からも様々なご指摘をいただいている。県下の首長のみなさまにもご心配をおかけしていることもお詫び申し上げたいと考えています。」と述べた。

 しかし「そういった様々な指摘というものは、批判はこれまで繰り返し述べさせていただいていますが、真摯に受け止めていくということも大事です。ただ、私としては、これから百条委員会、第三者委員会を通じて、今回の問題の対応をしっかり行っていく」と述べた。

 また「県職員のみなさんとの信頼回復の再構築、そして県政を立て直していくということが私の責任の果たし方と考えております」と続け、改めて辞職を否定した。