知事選見据え“先走り”? 兵庫県選管「辞任に備え」メール

AI要約

パワハラ疑惑などを告発された斎藤元彦兵庫県知事が引責辞任を否定する中、県選挙管理委員会が選挙公報の部数などを照会するメールを送ったことが明らかになった。

メールは知事選があった場合の計画を立てるための参考として、各市町に送信された。担当者は「確たる情報がないが、リスクヘッジのために送った」と説明している。

この行動からは、兵庫県知事選の実施の可能性が高まっていることが伺える。

 パワハラ疑惑などを告発された斎藤元彦兵庫県知事が引責辞任を否定する中、県選挙管理委員会が「知事選の実施の可能性が高まっている」などとして、県内の市町に選挙公報の部数などを照会するメールを送っていたことが24日、分かった。担当者は「確たる情報があるわけではなく、リスクヘッジとして送った」と話した。

 関係者によると、メールは「次期兵庫県知事選挙に係る選挙公報の配送先と部数について」との標題で、19日付で41市町に送信された。知事選があった場合の計画を立てるための参考として、「あくまで辞任があった際に備えた照会」として23日までの回答を求めた。