埼玉で突風 ゴルフ練習場の柱が折れ、アパートの屋根が飛ばされ…

AI要約

関東地方で突風や豪雨が発生し、被害が相次いでいます。

埼玉県や富士見市などで倒れた木や飛ばされた屋根、ゴルフ練習場での被害が報告されています。

気象庁が突風の調査を行い、北日本から西日本でも局地的な豪雨の懸念が続いています。

埼玉で突風 ゴルフ練習場の柱が折れ、アパートの屋根が飛ばされ…

関東では午前中、よく晴れて気温が上がりましたが、昼ごろから一転、ゲリラ豪雨に襲われたところもありました。

埼玉県では、竜巻などの激しい突風が吹いたとみられます。志木市のゴルフ練習場では、ネットを支える柱が複数本折れてしまっているのが確認できます。

また、富士見市ではきょう午後、「電線が垂れ、屋根も飛んでいる」などと110番通報が相次ぎました。上空の映像からは、アパートの屋根がなくなり、木材がむき出しになっている様子が確認できます。

飛ばされた屋根は道を挟んだ別の建物に覆い被さっていて、警察によりますと、風で飛ばされたとみられるということです。

さらに、そこから北西におよそ25キロ離れた毛呂山町の高校でも、グラウンドの木が倒れ、16歳の男子生徒が頭にけがをしたということです。

この突風について、気象庁の職員が現地で調査を行っています。

また、埼玉県では一時、およそ4万軒に停電が発生。浦和駅近くでは信号機が消えたため、警察官が手信号で対応にあたっていました。

このほか、川口駅近くで看板が落下。60代の男性に当たり、ろっ骨を折る重傷です。

北日本から西日本では今夜にかけ、雨雲が局地的に発達しやすい状況が続く見込みで、引き続き注意が必要です。