今月21日、史上最も暑い日に 世界平均気温、EU機関

AI要約

今月21日に世界平均気温が観測史上最も暑い17.09度に達したことが明らかになった。

今年6月の世界平均気温も過去最高の16.66度であり、温暖化の影響が続いていることが示された。

パリ協定の目標である1.5度の上昇幅に対しては、依然として困難な状況が続いている。

 【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の気象情報機関コペルニクス気候変動サービスは23日、今月21日の世界平均気温が17.09度で、1940年からの観測史上最も暑い日だったと明らかにした。これまで最高だった昨年7月6日を0.01度上回った。「温暖化が続いており、今後数カ月、数年以内に記録が更新されるのは間違いないだろう」とした。

 今年6月の世界平均気温は16.66度で、6月としては観測史上最高だった。その月としての記録更新は昨年6月から13カ月連続となった。

 地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」では年ごとの変動を除いた世界の平均気温の上昇幅を1.5度に収めることが目標だが、困難な情勢。