「銭なんか払えねえぞ」労基署がカスハラが原因として労災認定 住宅メーカー「ポラス」社員が自殺

AI要約

千葉県の住宅展示場で働いていた男性が自殺し、労災認定された事件についての報道です。

男性はカスハラを受けたことが原因で精神疾患を発症し、自殺に至った可能性が浮上しています。

会社は再発防止のための対策を取る意向であり、問題解決に努めているとコメントしています。

「銭なんか払えねえぞ」労基署がカスハラが原因として労災認定 住宅メーカー「ポラス」社員が自殺

千葉県の住宅展示場で働いていた男性が自殺したことについて、客からの迷惑行為を受けたカスハラなどが原因として、柏労働基準監督署が労災認定していたことが分かりました。

住宅販売メーカーの「ポラス」に入社し、千葉県内の住宅展示場で働いていた男性は2020年、社員寮から飛び降りて亡くなりました。

男性はこの半年ほど前に、男性客から叱責を受けるようになり、男性の携帯電話には「そんなんじゃ銭なんか払えねえぞ」「すいませんで済むか、おめえ」などの叱責された音声が残されていたということです。

柏労働基準監督署は「顧客らから著しい迷惑行為を受けた」などと指摘し、強い心理的負荷がかかり精神疾患を発症したことが原因として2023年10月に労災と認定しました。

男性が働いていた「ポラス」は「カスタマーハラスメントに対する専用の相談窓口設置して引き続き再発防止に取り組んでいく」とコメントしています。