発生29年前に情報提供呼びかけ 八王子3人射殺、警視庁

AI要約

1983年に東京都八王子市のナンペイ大和田店で女性3人が射殺された事件が未解決のまま30周年を迎える。警視庁捜査1課は手がかりを求め、周辺での写真や動画の提供を呼びかけた。

不審な白い車や事件前にスーパーで買い物をした男女に関する情報があり、捜査を進めている。犯人を目撃した可能性がある人物についても情報提供を求めている。

警視庁は事件発生以降、22万人以上の捜査員を投入しており、被害者や遺族のために事件解決に全力を尽くしている。

 東京都八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」(当時)で女性3人が射殺された事件が未解決のまま30日で発生から29年となるのを前に、警視庁捜査1課は23日、解決に向けた手がかりを求め、事件前後に店周辺で撮影した写真や動画の提供などを呼びかけた。

 捜査1課の佐藤雅一課長は「被害者や遺族のために必ず解決したい」と話した。同課によると、周辺では事件の前に不審な白い車が目撃されている。事件直前にスーパーで買い物をした男女がいたことも分かっており、犯人を目撃した可能性があるとして、2人に関する情報も求めている。

 警視庁は事件発生以降、延べ22万人超の捜査員を投入した。