「スーパーナンペイ事件」からまもなく29年 警視庁が捜査状況公表 過去1年間に「友人が似た靴を履いていた」など38件情報提供

AI要約

1995年に東京八王子市のスーパーで女子高校生ら3人が殺害された事件の捜査状況が29年後も進展せず、警視庁が最新情報を公表。

22万人以上の捜査員を投入しても容疑者逮捕に至らず、警視庁は情報提供を呼びかける。

ポスターやスニーカーの写真を公開し、事件解決に向けて協力を求める警視庁。

「スーパーナンペイ事件」からまもなく29年 警視庁が捜査状況公表 過去1年間に「友人が似た靴を履いていた」など38件情報提供

東京八王子市のスーパーで女子高校生ら3人が殺害された事件から29年を迎えるのを前に、警視庁が最新の捜査状況を公表しました。

この事件は1995年7月30日、八王子市のスーパー「ナンペイ」でアルバイトの高校2年生・矢吹恵さん(当時17)ら女性3人が拳銃で頭を撃たれ殺害されたものです。

警視庁は、これまでにのべ22万人以上の捜査員を投入していますが、容疑者の逮捕には至っていません。

警視庁はきょう午前、今年の新しいポスターや最新の捜査状況を公表。過去1年間には「友人が似た靴を履いていた」など38件の情報提供があったということです。

また、容疑者が履いていたとみられるスニーカーの写真を改めて公開し、「当時の写真などに似た靴を履いた人物が写っていないか見てほしい」「事件前後に、付近でビデオなどを撮っていた人は教えてほしい」と呼びかけました。

警視庁は、「ご遺族と被害者のために事件を必ず解決したい」としています。

【情報提供】

警視庁八王子警察署 特別捜査本部 042-621-0110