首相「政権挙げて起業支援」 官邸でスタートアップ大賞受賞式

AI要約

政府主催の「日本スタートアップ大賞」表彰式が官邸で開催。岸田首相はスタートアップの重要性を強調し、起業支援を継続する考えを示す。

岸田政権はスタートアップ支援の取り組みを推進。スタートアップの成長が新しい資本主義を具現化し、経済への貢献が大きいと指摘。

第8回目の日本スタートアップ大賞で、人事労務ソフト企業SmartHRが内閣総理大臣賞を受賞。

首相「政権挙げて起業支援」 官邸でスタートアップ大賞受賞式

若者らのロールモデルとなるような新事業創出を後押しする政府主催の「日本スタートアップ大賞」の表彰式が22日、官邸で開かれた。岸田文雄首相は「日本のスタートアップの裾野は拡大しており、日本経済にも力強く貢献している」と述べ、引き続き起業を支援していく考えを強調した。

岸田政権は令和4年に5カ年計画を策定し、起業支援を進めてきた。首相はスタートアップについて「社会課題解決を成長のエンジンとする『新しい資本主義』を体現する存在だ」と述べ、GDP(国内総生産)創出額が10兆円、間接波及効果を含めると20兆円に及ぶとする最新の試算を紹介。「政権を挙げて、今後も強力に支援していく」と語った。

日本スタートアップ大賞は今年で8回目。今回の内閣総理大臣賞は、人事労務ソフトなどを提供する株式会社SmartHRが受賞した。(重川航太朗)