【速報】海自が墜落のヘリ2機を海底で発見と発表 調査は継続し引き揚げの可否を調整中 8人死亡の衝突事故

AI要約

海上自衛隊は22日、4月20日に伊豆諸島沖で衝突・墜落した海上自衛隊のヘリコプター2機が海底で発見された。

海底の調査が続いており、機体の引き揚げ可否も調査中。

衝突事故の原因は乗組員の見張り不十分や指揮官の連携不足などとされ、再発防止策として様々な対応が検討中。

海上自衛隊は22日、4月20日に伊豆諸島沖で衝突・墜落した海上自衛隊のヘリコプター2機について、海洋研究開発機構が保有する深海えい航調査システムによる捜索の結果、衝突現場付近の海底で発見したと発表した。

引き続き海底の調査を継続していて、機体の引き揚げについては、実施の可否も含め、並行して調査中だとしている。

この衝突事故は2024年4月20日、海上自衛隊のSHー60K哨戒ヘリ2機が伊豆諸島沖で夜間訓練中に衝突して墜落したもので、乗組員8人が死亡した。

海上自衛隊は9日に発表した調査結果で、事故の原因として乗組員による見張りが不十分で、相手機との距離を誤認した可能性があり、衝突の瞬間まで回避措置がとられていなかったとしたほか、2機の指揮官同士の連携が不足し、飛行高度が分けられていなかったと指摘した。

再発防止策として、見張りの徹底や高度を分ける管理の厳格化、衝突回避機能を持つ装備品の導入などを進めるとしている。