アレフ処分、継続請求 禁止の寄付疑いで、対象拡大 公安庁

AI要約

オウム真理教の後継団体「Aleph(アレフ)」が報告義務を怠ったため、公安調査庁が再発防止処分を要求した。

アレフは過去の処分にも従わず、活動制限処分の継続が決定された。

新たに半年間の処分延長と16施設の使用制限、寄付受領の禁止が要求された。

 オウム真理教の後継団体「Aleph(アレフ)」が団体規制法で義務付けられた報告を十分にしていないとして、公安調査庁は22日、公安審査委員会に再発防止処分を請求した。

 アレフは初めて処分を受けた昨年3月以降も是正指導に従わないため、同庁は活動を制限する処分の継続が必要と判断した。

 請求は、現在の処分期限となる9月20日からさらに半年間延長し、全国16施設の使用制限と寄付受領の禁止を求めた。うち1施設について、4月の立ち入り検査でさい銭箱に現金が確認されたため、寄付の受領に当たる疑いがあるとして、新たに道場を使用禁止の対象とした。