UEFA、EURO祝勝会で「ジブラルタルはスペイン」と歌ったモラタ&ロドリを調査…2試合の出場停止処分を科す可能性

AI要約

スペイン代表FWアルバロ・モラタ、MFロドリが政治的主張を行い、UEFAが調査を行うことを決定。

モラタ&ロドリはEURO2024優勝を祝う際、ジブラルタルの領有権を含む歌を歌い、批判を受ける。

UEFAの倫理・規律委員会は両選手の行為を調査し、2試合の出場停止処分が科される可能性。

UEFA、EURO祝勝会で「ジブラルタルはスペイン」と歌ったモラタ&ロドリを調査…2試合の出場停止処分を科す可能性

UEFAは19日、スペイン代表FWアルバロ・モラタ、MFロドリが政治的主張を行ったとして調査を行うことを決定した。

16日のEURO2024決勝イングランド戦を2-1で制し、通算4回目の欧州制覇を果たしたスペイン。その翌日にマドリードで行われた祝勝会では、モラタがサポーターに「ジブラルタルはスペイン」というチャントを歌うことを促し、ロドリも一緒に歌っていた。

ジブラルタルはスペイン南端にある英国の海外領土だが、スペインは長年返還を求めており、領有権をめぐる係争が300年以上にわたり続いている。ジブラルタル自治政府はモラタ&ロドリの当該の行為について「スペインフットボールの男子代表がEURO優勝の際に残念な歌を歌ったことについて、失望を感じています」と批判を行っていた。

これを受けたUEFAの倫理・規律委員会はモラタ&ロドリが、UEFAの規則に違反していないかを調査することを決定。両選手は政治的なメッセージを発信したとして、2試合の出場停止処分を科される可能性がある。