海自の不正受給巡る逮捕者　官房長官「詳しく公表すべきだった」

AI要約

林芳正官房長官は、海上自衛隊の手当不正受給に関する問題について、防衛省が情報を公表する際により詳細に説明すべきだったとコメントした。

また、木原稔防衛相の進退については、引き続き彼に防衛省・自衛隊の立て直しや信頼回復に取り組んでもらいたいという意向を示した。

海自の不正受給巡る逮捕者　官房長官「詳しく公表すべきだった」

　林芳正官房長官は19日午前の記者会見で、海上自衛隊の手当不正受給を巡り防衛省が逮捕者の存在を18日まで公表しなかったことについて「事案の重大性に鑑みれば防衛省で把握できた内容はできる限り詳しく公表すべきだった」と述べた。逮捕者のうち3人は今月12日に防衛省が発表した省内一斉処分の対象に含まれていたが、逮捕については説明していなかった。

　また、木原稔防衛相の進退について林氏は「防衛相の責任として強力なリーダーシップを発揮し、防衛省・自衛隊の組織そのものを早急に立て直し、信頼回復に全力で当たっていただく」と述べ、続投させる意向を示した。【鈴木悟】

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