30代の会社員男性 ニセの電話で約5300万円だまし取られる 警察官や検察官かたる男から「個人情報を流した容疑がかかっている」

AI要約

愛知県内で30代男性会社員が警察官や検察官を名乗る電話詐欺に5000万円以上をだまし取られた事件が発生しました。

男性は容疑を晴らすためとされる口座差し押さえの名目で約5300万円を指定口座に振り込み、後に詐欺に気づき警察に相談したところ事件が明るみに出ました。

警察は特殊詐欺事件として捜査を進めています。

30代の会社員男性 ニセの電話で約5300万円だまし取られる 警察官や検察官かたる男から「個人情報を流した容疑がかかっている」

警察官や検察官を名乗るウソの電話で、愛知県内の30代の男性会社員が現金5000万円あまりをだまし取られました。警察が特殊詐欺事件として調べています。

警察によりますと、6月から7月にかけ、愛知県日進市に住む30代の男性会社員に、警察官や検察官を名乗る男から、「あなたに、詐欺グループに個人情報を流した容疑がかかっている」などと電話がありました。

その後、金融庁の職員を名乗る男から「まだ容疑は晴れていないので、あなたの口座を差し押さえる」などと電話があり、男性は男の指示に従い指定された口座に複数回にわたって振り込んだ現金約5300万円をだまし取られたということです。

振り込んだ後に相手と連絡が取れなくなったことを不審に思った男性が、17日、警察に相談し、事件が発覚しました。警察が特殊詐欺事件として調べています。