パワハラ疑惑の斎藤知事に維新・吉村共同代表が苦言「官僚的受け答えせず…ストレートに発信を」2人の電話で知事「パワハラはしていない」と主張
兵庫県の斎藤元彦知事をめぐるパワハラ問題について、日本維新の会の吉村洋文共同代表が発言。官僚的な受け答えを避け、ストレートなコミュニケーションが必要との考えを示した。
吉村洋文共同代表は、斎藤知事との直接の電話対談で、パワハラを否定する発言を聞いたと述べた。ただし、第三者委員会での事実解明が必要と指摘した。
疑惑が浮上してからの一連の経緯や各関係者の証言についても考慮して、公正な判断が求められると述べた。
兵庫県の斎藤元彦知事をめぐるパワハラ問題。出馬した際に推薦を出した「日本維新の会」の吉村洋文共同代表は17日、斎藤知事に対して「官僚的な受け答えをせず、ストレートにどんどん発信した方がいい」と考えを述べました。
（「日本維新の会」の吉村洋文共同代表）
「県民の負託という言葉もよく出てくるんですけれども、あるいは僕から見るとちょっと官僚的な答え方があるんだけれども、それよりも、背景事情も含めて真実何があったのか、どういう事実があったのかっていうのを自分の言葉で話すべきだと思います」
日本維新の会の吉村洋文共同代表は17日の会見で、一連のパワハラ疑惑をめぐる兵庫県の斎藤元彦知事に対し、会見での斎藤知事の発言や姿勢について、このように苦言を呈しました。
また、吉村共同代表は、一連の疑惑が報道されはじめた今年3月以降、斎藤知事と疑惑に関して電話で直接話したことも明らかにしました。
「2人でのやり取りですから、ここで詳細にお伝えすることは控えますが、僕が聞いたのは、パワハラについてはしていないということを僕は聞きました」
「斎藤さんはパワハラはしていないと。強く注意することあったけども、いわゆるパワハラと言われるようなことはしてないということは僕は聞いています」
ただ、あくまで斎藤知事側からの発言だとしたうえで、様々な関係者の証言などを踏まえて、第三者委員会や百条委員会で事実解明をすべきだとする考えを示しました。
