「食べる手りゅう弾」と呼ばれる激辛ポテチを食べ高校生14人が救急搬送。あのヒカキンも試食し悶絶、製造会社スタッフは直撃に「私もパウダーを全部いれることはありません」

AI要約

都立高校で起きた14名の生徒が激辛ポテチ「18禁カレーチップス」を食べて体調不良を訴え緊急搬送される事件が発生。

生徒らは友人に回し食べを勧められ、辛さに耐えられず14人が搬送される事態に。

製造元のスタッフですら「怖くてパウダーはすべて入れられない」として、その辛さが物議をかもしている。

「食べる手りゅう弾」と呼ばれる激辛ポテチを食べ高校生14人が救急搬送。あのヒカキンも試食し悶絶、製造会社スタッフは直撃に「私もパウダーを全部いれることはありません」

16日午後1時頃、都立高校の1年生 14名が胃の痛みや吐き気などを訴え緊急搬送される事態が起きた。生徒らは“食べる手榴弾”と呼ばれ恐れられているバングラデシュ産唐辛子“ブート・ジョロキア”入りの「18禁カレーチップス」を回し食べしていたという。この激辛ポテチはアルコールのように法で摂取制限はされてはいないが、無闇に食べることへの危険性を専門家に聞いた。

第一報は16日午後2時頃のことだった。生徒14名が集団緊急搬送ということで気温や湿度の高さによる食中毒かと思われたが、実際は男子生徒が持ち込んだ激辛ポテチ「18禁カレーチップス」を食べたことによる体調不良だった。社会部記者は言う。

「『18禁カレーチップス』を高1の男子生徒が持ち込み、同級生33人ほどでお昼休み中に回し食べをしていたようです。

持ち込んだ生徒は無理やり食べさせたのではなく『辛い物好きがいたら食べてもらおうと思った』とし、『以前食べたことがあり、辛かったが体調は崩さなかった』と話していたようです。食べた生徒のうちの15人が腹痛や吐き気、口の痺れを訴え14人が搬送されたとのことでした」

16日夕方頃に「18禁カレーチップス」を製造販売する会社に電話をすると、鳴り響く電話の対応に追われたスタッフがおずおずと「代表がコメントを出しましたので…」と言い、次の公式コメントを寄せた。

「関係各位に対し多大なるご迷惑をおかけいたし申し訳ございません。搬送された方、並びに体調不良を訴えられた方の、一日でも早い回復をお祈り申し上げます」

電話口のスタッフに「『18禁カレーチップス』は食べたことはありますか?」と問うと、こう話した。

「製品は2013年に発売され、ポテトチップスと18禁カレーパウダーと袋をとめるクリップがついており、パウダーを入れなければごく普通のチキン風味のポテトチップスです。

これにお好みで調整しながらパウダーを入れてクリップをとめ、シャカシャカと振って辛味を満遍なくまぶして食べるというものです。私自身はパウダーを少し入れて食べましたが、全部入れて食べたことはありません。怖いので」

実際に生徒らがパウダーをすべて入れたかどうかは明らかになっていないが、商品の製造元のスタッフですら「怖くてパウダーはすべて入れられない」と言うのだから、よほどの辛さなのだろう。