計1千万円超の徴収漏れなど発生…飛騨市が住民税の事務処理を放置 税務課職員4人が316件の情報を処理せず

AI要約

岐阜県飛騨市の税務課職員が住民税の事務処理を放置し、1000万円以上が徴収されていなかったことが発覚。

職員が国税庁からの情報を処理せず316件を放置し、90件で1000万円ほどの追加課税が発生。

市は正確な納税額を市民に通知するとして対応を検討中。

計1千万円超の徴収漏れなど発生…飛騨市が住民税の事務処理を放置 税務課職員4人が316件の情報を処理せず

岐阜県飛騨市の税務課職員が住民税の事務処理を放置して、1000万円以上が徴収されていなかったことが分かりました。

飛騨市によりますと、本来、国税庁から確定申告の情報を受け取り、住民税の課税額を確定させるところ、税務課の職員4人は2024年3月以降、316件の情報を処理せず放置していました。

市が調べたところ、90件であわせて1000万円ほどの追加の課税が発生し、また60件であわせて180万円ほど税額を減らすことになるということです。

職員の1人は「日々の業務の遅れを取り戻す作業に時間を費やし放置していた」と話していて、飛騨市は今後、市民に正確な納税額を通知することにしています。

(東海テレビ)