認知症女性にアパート販売か 準詐欺疑い、3回目逮捕

AI要約

認知症の高齢者を狙ったアパート売りつけ事件で再逮捕が行われた。男3人が別の80代女性にもアパートを購入させた疑いが浮上。

再逮捕容疑は2022年に神奈川県内の女性から1400万円を受け取り詐欺容疑をかけられたこと。

容疑者らの関係先からは、約9万人の高齢者名簿や詐欺マニュアルが押収されている。

 認知症の高齢者にアパートを売りつけた疑いで不動産会社「インターネット不動産販売」に勤務する男らが逮捕された事件で、別の認知症の80代女性にもアパートを購入させたとして、警視庁捜査2課は16日、準詐欺容疑で東京都豊島区、山崎和馬容疑者(41)と荒川区、毒島司容疑者(35)ら男3人を再逮捕した。逮捕は3回目。

 再逮捕容疑は2022年6月、神奈川県内の女性に相模原市のアパート1室を売って1400万円を受け取った疑い。捜査2課は認否を明らかにしていない。

 容疑者らの関係先からは、80代以上の高齢者ら約9万人の名簿や詐欺のマニュアルが押収されている。