「幻のキャベツ」でコースディナーを 群馬・嬬恋村のホテルで

AI要約

万座プリンスホテル(群馬県嬬恋村)は、幻のキャベツ「419」を使用したイタリアンテイストのコースディナーを提供することを発表。

419は柔らかく甘いが栽培が難しく市場に出回らないため、「幻のキャベツ」と呼ばれる。

コース料理には、嬬恋キャベツを使用した料理が含まれており、特別感を味わえるとしている。

「幻のキャベツ」でコースディナーを 群馬・嬬恋村のホテルで

 万座プリンスホテル(群馬県嬬恋村)は、出荷量が限られ、「幻のキャベツ」と呼ばれている通称「419」(麗峰)を使ったイタリアンテイストのコースディナーを、収穫期の9月20日~11月9日に提供すると発表した。

 品種番号が通称となっている419は、驚くほど柔らかく甘いのが特徴。その半面、栽培が難しく傷みやすいという弱点があるため市場にほとんど出回らないことから「幻のキャベツ」と呼ばれるようになった。

 コース料理の内容は、嬬恋キャベツとカニの生春巻き、嬬恋キャベツとポテトのジェノベーゼ、高崎パスタの嬬恋キャベツとサルシッチャのクリームソースなど。同ホテルは「幻といわれるキャベツだが、4000個を仕入れる予定。特別感を味わってもらいたい」としている。【庄司哲也】