地盤隆起した砂浜で海開き、輪島 陸地が海側に広がる

AI要約

能登半島地震による地盤隆起で砂浜が大きく拡大した石川県輪島市町野町の海岸で、地元住民による海開きが行われた。

幅広いイベントが開催され、子どもや家族連れが砂浜で楽しい時間を過ごしている様子が見られた。

町野復興プロジェクト実行委員会は、広がった砂浜を地域の盛り上げに活用し、多くの人々が楽しめる場所にしたいと意気込んでいる。

 能登半島地震による地盤隆起で砂浜が大きく拡大した石川県輪島市町野町の海岸で14日、地元住民による海開きがあった。陸地は100メートルほど海側に広がったといい、ビーチサッカーやフラダンスなどのイベントが行われた。主催者は「砂浜を有効活用して地域を盛り上げたい」と話した。

 地元で採れたサザエのつぼ焼きや窯焼きピザなどの屋台も開かれた。砂浜で遊ぶ子どもや、バーベキューを楽しむ人の姿が見られた。

 主催した「町野復興プロジェクト実行委員会」の山下祐介さん(38)は「広くなった砂浜をうまく利用して多くの人が楽しめるようにしたい」と意気込んだ。