原告女性「被害救済に助け」 旧統一教会の最高裁判決で

AI要約

立憲民主党は12日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関する対策本部の会合を開いた。

最高裁が教団側勝訴とした二審判決を破棄したことを受け、母親が信者だった原告女性が出席し、判決の意義を語った。

最高裁判決が母親作成の念書を無効と認定し、被害者救済の進展を期待する立憲民主党の姿勢が明らかになった。

 立憲民主党は12日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に関する対策本部(本部長・西村智奈美代表代行)の会合を開いた。

 最高裁が教団側勝訴とした二審判決を破棄したことを受け、母親が信者だった原告女性が出席。「判決は大変意味がある。被害回復に踏み出せなかった被害者の助けになる」と語った。

 最高裁判決は、献金の返金を求める訴訟を起こさないとする母親作成の念書を「無効」と認定。西村氏は「これを契機に他の被害者も声を上げやすくなった」と評価し、被害者救済の進展に期待を示した。