# 被害者救済

泉房穂氏が岸田首相に要望「本気で被害者に寄り添ってほしい」旧優生保護法めぐる違憲判決受け
2024.07.04

泉房穂氏が岸田首相に要望「本気で被害者に寄り添ってほしい」旧優生保護法めぐる違憲判決受け

 兵庫県明石市長を務めた弁護士の泉房穂氏は4日までに自身のX(旧ツイッター)を更新し、旧優生保護法を違憲とし、国の賠償責任を認める内容の判決が3日に最高裁で出たことをめぐり、国のトップである岸田文雄首相への要望をつづった。 旧優生保護法のもとで不妊手術を強いたのは憲法違反だとして

「救済の道広げた」 松久三四彦・北海学園大学特任教授 旧優生保護法判決
2024.07.03

「救済の道広げた」 松久三四彦・北海学園大学特任教授 旧優生保護法判決

旧優生保護法を違憲とした3日の最高裁判決の意義などについて、松久三四彦(みよひこ)・北海学園大学法務特任教授(民法)について聞いた。旧優生保護法を違憲とした今回の最高裁判決は、不法行為から20年で損害賠償請求権が消滅するとする「除斥期間」について、著しく正義・公平の理念に反する場

「声上げられない苦しみ」に司法の光 強制不妊、問われる国の覚悟
2024.07.03

「声上げられない苦しみ」に司法の光 強制不妊、問われる国の覚悟

 戦後最大の人権侵害とされる強制不妊手術被害の闇にようやく司法の光が差し込んだ。最高裁大法廷は旧優生保護法を違憲と認め、被害者の救済を怠ってきた国を断罪するだけでなく、「声を上げられない人々」の尊厳を取り戻す歴史的な判決を言い渡した。 これまでの訴訟で、国は旧法の違憲性について見

強制不妊被害者と首相の面会 官房長官「検討」 最高裁判決受け
2024.07.03

強制不妊被害者と首相の面会 官房長官「検討」 最高裁判決受け

 林芳正官房長官は3日の記者会見で、最高裁大法廷が旧優生保護法規定を憲法違反と判断した上で、国の賠償責任を認める判決を出したことを受け、「本日確定した判決に基づく賠償を速やかに行うとともに、今後関係省庁において判決内容を精査の上、適切に対応を検討していく」と述べた。被害者と岸田文雄首相との面会

東山紀之SMILE-UP. 補償額は〝弁護士費用込み〟に異論「いくらか通知されてない」
2024.06.28

東山紀之SMILE-UP. 補償額は〝弁護士費用込み〟に異論「いくらか通知されてない」

 国連人権理事会「ビジネスと人権」の作業部会が26日に国連人権理事会で報告書を提出したことを受け、27日にSMILE―UP.(旧ジャニーズ事務所)は公式サイトで東山紀之社長のコメントを発表した。 故ジャニー喜多川氏による性加害問題を受け、SMILE社が被害者に対して行う補償業務に

「改善や徹底に誠心誠意努める」 国連調査報告受け、SMILE-UP.
2024.06.27

「改善や徹底に誠心誠意努める」 国連調査報告受け、SMILE-UP.

 国連人権理事会で、旧ジャニーズ事務所(現SMILE―UP.)の性加害問題などに関する調査内容が報告されたことを受け、SMILE―UP.は27日、「引き続き被害者救済に向けて、お一人お一人に寄り添いながら全力で取り組んでいく」とする東山紀之社長のコメントを発表した。 

東山紀之社長、「一定のご理解をいただいた」旧ジャニーズ性加害問題、国連の調査報告にコメント
2024.06.27

東山紀之社長、「一定のご理解をいただいた」旧ジャニーズ性加害問題、国連の調査報告にコメント

 国連人権理事会は26日、旧ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)による性加害問題などに関する調査について報告。被害者の1人、二本樹顕理さん(40)がビデオ声明で、日本政府や企業に「性加害が繰り返されないための措置を取って」と訴えた。 この報告を受けた東山紀之社長(57)は27日

SMILE-UP.東山紀之社長がコメント、国連人権委員会の報告を受けて
2024.06.27

SMILE-UP.東山紀之社長がコメント、国連人権委員会の報告を受けて

国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会が26日に、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の性加害問題など日本の労働環境に関する調査結果を報告したことを受け、SMILE-UP.は27日、公式サイトで東山紀之社長のコメントを発表した。「国連人権理事会ビジネスと人権作業部会によ

東山紀之社長 国連の報告書にコメント「一定のご理解をいただいたものと受け止めております」
2024.06.27

東山紀之社長 国連の報告書にコメント「一定のご理解をいただいたものと受け止めております」

 SMILE―UP.(旧ジャニーズ事務所)が27日、公式サイトを更新。国連人権理事会「ビジネスと人権」の作業部会がまとめた報告書が、26日にジュネーブで開催された国連人権理事会で伝えられたことを受け、コメントした。 サイトには、同社の東山紀之社長のコメントが掲載。東山社長は「本報

国連人権理「日本に構造的課題」 旧ジャニーズ性被害も議論
2024.06.26

国連人権理「日本に構造的課題」 旧ジャニーズ性被害も議論

 【ジュネーブ共同】国連人権理事会(47カ国)は26日、旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.、スマイルアップ)の性加害問題などに関する調査報告書の提示を含む会合を開いた。報告書をまとめて作業部会は、性加害問題は被害者救済が進んでいると一定の評価を示した一方、ジェンダー問題などで「日本には人権

【独自入手】広島・タクシー強盗“11分映像”犯行の一部始終 “はさみ”手に襲う…現在も逃走中
2024.06.25

【独自入手】広島・タクシー強盗“11分映像”犯行の一部始終 “はさみ”手に襲う…現在も逃走中

23日、広島市でタクシーの運転手が、乗客から現金を奪われる強盗事件が発生。乗客の男は現在も逃走を続けています。「めざまし8」は、男が乗車してから犯行に及ぶまでの一部始終を捉えた、11分間の車載カメラの映像を入手。緊迫する車内の様子と、男が見せた不自然な動きを捉えていました。

ジャニーズ“当事者の会”立ち上げから1年… 何が変わり、何が変わっていないのか―?【風をよむ】サンデーモーニング
2024.06.23

ジャニーズ“当事者の会”立ち上げから1年… 何が変わり、何が変わっていないのか―?【風をよむ】サンデーモーニング

元ジャニーズJr.・二本樹顕理(にほんぎ・あきまさ)さんが去年、大きな波紋を広げたジャニーズ問題。6月26日は、被害者らが声を上げた「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の結成から、ちょうど1年を迎えます。勇気を持って、声を上げた人たちにとって、この1年はどんなものだったのでしょう。

水俣病問題解決へ「申請再開」と「住民健康調査」を…立憲民主党が新法案、国会に近く提出
2024.06.15

水俣病問題解決へ「申請再開」と「住民健康調査」を…立憲民主党が新法案、国会に近く提出

 水俣病の患者・被害者団体と伊藤環境相との懇談で、環境省職員が団体側の発言中にマイクを切った問題を受け、立憲民主党は、水俣病問題の解決に向けた新法案を発表した。2009年に成立した被害者救済法に基づき、12年に締め切られた申請の再開と、八代海沿岸の住民健康調査の実施が柱で、近く国会に提出する。

公害被害者団体、環境相に抗議 水俣病マイク問題「看過できない」
2024.06.05

公害被害者団体、環境相に抗議 水俣病マイク問題「看過できない」

 水俣病や大気汚染などの公害被害者団体で作る「全国公害被害者総行動実行委員会」は5日、環境省で伊藤信太郎環境相と面会し、5月の水俣病患者・被害者団体との懇談の場で同省職員が団体側のマイク音声を切ったことに抗議した。 発言の遮断について、実行委の江添良作代表委員は「環境行政の根幹に

性加害問題「依然として憂慮」 旧ジャニーズ巡り報告書 国連
2024.05.30

性加害問題「依然として憂慮」 旧ジャニーズ巡り報告書 国連

 国連人権理事会のビジネスと人権に関する作業部会は30日までに、旧ジャニーズ事務所(現SMILE―UP.=スマイルアップ)の性加害問題について、「依然として深く憂慮している」とする報告書を公表した。 同社の対応について、「努力は認める」としつつ、被害者救済には「まだ長い道のりがあ

スマイル社「真摯に対応」 国連人権理の報告書受け
2024.05.29

スマイル社「真摯に対応」 国連人権理の報告書受け

 国連人権理事会の作業部会が旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.、スマイルアップ)の性加害問題について「依然として深い憂慮が残る」とする調査報告書を公表したことを受け、スマイルアップは29日、「指摘内容を精査の上、引き続き被害者救済に向けて真摯に対応していきたい」とするコメントを出した。

旧ジャニーズ性加害の救済、「被害者のニーズ満たすには遠い」…国連人権理事会作業部会が報告書
2024.05.29

旧ジャニーズ性加害の救済、「被害者のニーズ満たすには遠い」…国連人権理事会作業部会が報告書

 【ジュネーブ=森井雄一】国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会は、旧ジャニーズ事務所の性加害問題について「依然として深い憂慮を抱いている」とする報告書をまとめた。 5月上旬に公表された報告書では、同事務所から社名変更した「SMILE―UP.」(スマイルアップ)が行っている被

旧ジャニーズ事務所の被害者救済「長い道のり」 国連が報告書
2024.05.28

旧ジャニーズ事務所の被害者救済「長い道のり」 国連が報告書

 国連人権理事会の「ビジネスと人権」に関する作業部会は28日、旧ジャニーズ事務所(現SMILE―UP.(スマイルアップ))の性加害問題などを含む日本の人権侵害についての調査報告書を発表した。スマイル社について「依然として深刻な懸念がある」として、被害者救済に課題が残っているとの見方を示した。<

ジャニーズ問題「依然深い憂慮」 国連人権理作業部会が報告書公表
2024.05.28

ジャニーズ問題「依然深い憂慮」 国連人権理作業部会が報告書公表

 旧ジャニーズ事務所(SMILE―UP.、スマイルアップ)の性加害問題を調査した国連人権理事会の作業部会は28日までに、「(同問題に)依然として深い憂慮が残る」とする報告書を公式サイトで公表した。被害者救済に向けた「道のりは長い」とし、スマイルアップ側には被害者の弁護士費用の負担や精神的ケアの

「今国会中に救済法案」 水俣病マイクオフ問題受け 立憲が意向
2024.05.20

「今国会中に救済法案」 水俣病マイクオフ問題受け 立憲が意向

 伊藤信太郎環境相と水俣病患者・被害者の懇談中に環境省職員が被害者側のマイクの音声を切った問題で、立憲民主党の国会議員9人が20日、熊本県水俣市を訪れて被害者団体と面談した。旧民主党政権時代に副環境相だった近藤昭一衆院議員は面談後、報道陣に「今国会中に我々の考え方を法案の形で示したい」と述べ、