小池百合子知事「気を引き締め、全力で課題解決に取り組む決意新たにした」3選後初の定例会見

AI要約

小池百合子知事が3選を果たし、都政への取り組みを誓った。

選挙での圧勝にもかかわらず、実効性のある政策展開の重要性を訴えた。

変化のスピードに対応し、迅速かつ果敢に都政課題に取り組む決意を示した。

 東京都の小池百合子知事は12日、7日に投開票された都知事選で3選を果たした後、初めてとなる定例会見に臨み、3期目の決意について口にした。

 「このたび、都民のみなさま方から力強いご支持をいただき、引き続き都政を担うことになりました」とした上で「都知事選では『東京大改革3・0』(を公約)として、さまざまなテーマを掲げた。都政を改めて担うことになった重責をしっかり果たすために、あらためて気を引き締め、全力で課題の解決に取り組む決意を新たにしたところです」と述べた。

 小池氏は今回、291万票あまりを獲得し、2位の石丸伸二氏ら55人を引き離して圧勝した。再選された前回2020年都知事選からは約74万票減らしたが、初めて出馬した2016年都知事選で獲得した約291万票と同水準の票数だった。

 小池氏は「(選挙戦で訴えた政策を)実効性のある施策として展開し、東京をもっと良くしていくという強い思いを、具体的な形で都民のみなさまにお届けしたい」と述べた上で「世の中の変化のスピードはすさまじく早い。都政のかじ取りを担う立場としては、スピード感をもって、迅速、果敢に取り組むことが、まさに不可欠だ」と主張。3期目となる自らに言い聞かせるように語った。