蓮舫氏、公共物の「R」シール「すぐに原状回復を」 都知事選「支援の思いからでも」

AI要約

蓮舫前参院議員が都知事選で3位となり、支援者が公共物に"R"のシールを貼り付ける問題が発生。

蓮舫氏は関与を否定し、小池氏陣営もシールの早急な剥がしを求める。

"R"のロゴは選挙中に利用されていたが、貼り付けられた場所や目的は不明確。

蓮舫氏、公共物の「R」シール「すぐに原状回復を」 都知事選「支援の思いからでも」

7日投開票の東京都知事選で3位となった蓮舫前参院議員=立憲民主党を離党=は11日、黒地に白抜きの「R」のロゴのシールが都内の公共物に多数貼り付けられている問題について、X(旧ツイッター)で言及した。「貼り付けをおこなった方は、候補者への支援の思いからだったとしても、すぐに原状回復をされるようにお願い申し上げます」と訴えた。

「R」のシールは渋谷、新宿、杉並各区などで消火器ボックスや地下街への入り口などに貼り付けられていることが確認されており、蓮舫氏の支援者が貼り付けた可能性が取り沙汰されていた。

蓮舫氏はXで「蓮舫陣営として、このシールの企画・作成・配布・貼付のいずれにもまったく関わっておらず、本件についてはSNSなどで知ったところです」と書き込み、陣営の関与について否定した。

蓮舫氏の陣営は都知事選を通じて「R」のロゴをポスターやビラ、Tシャツなどに使用した一方、小池氏の街頭演説で大声でヤジを飛ばしていた一部の聴衆が掲げたビラなどにも使われていた。

小池百合子都知事陣営の幹部は5日、Xで小池氏の街頭演説で「R」のプラカードを掲げて騒いでいた人々が「R」のシールを貼った現場を目撃したとして、蓮舫氏陣営に早急に剥がすように求めていた。

一方、蓮舫氏は7日、記者団に「R」のシールが都内で多数確認された状況についての考えを問われた際、「まったく意味が分からない」と述べるにとどめていた。