ryuchellさん一周忌 「泣いていいんだよ」と息子に伝えながらpecoも涙した日

AI要約

ryuchellさんが亡くなって1年が経過し、pecoさんはまだ彼の死を受け入れていない気持ちを抱いている。

pecoさんは仕事では冷静にryuchellのことを話せるが、日常生活でその欠席を感じることがある。

話すことで気持ちの整理がつくと感じるpecoさんは、ryuchellの死に向き合うためにさまざまな方法を模索している。

ryuchellさん一周忌 「泣いていいんだよ」と息子に伝えながらpecoも涙した日

 pecoさんの日々の出来事について綴る連載「pecoの子育て&お仕事日記」。今回は「ryuchellさん1周忌のいまの正直な気持ち」。2023年7月12日にryuchellさんが亡くなって1年。ryuchellがいない世界を受け入れられていない自分に気づきながらも、息子とともに前に進んでいる。

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 ryuchellが亡くなって1年たったからって、1年間分、自分自身が先に進めたかというとそうでもなくて……。いまだに、正直、ryuchellがいないことを受け入れられていない気がします。

 受け入れてないつもりはないけど、日々の自分を振り返って「あぁ、受け入れられていないんだな」って思うことがちょこちょこある。別に、それはそれでいいかなと思っていて、無理して受け入れる必要もないし。

 受け入れていない自分を感じるのは、お仕事のときは特に、こんな感じでryuchellのことをいくらでも話せるから。お仕事でryuchellのことをお話しさせてもらうときは、冷静にしゃべれるし、感情がブワーっと出ることもなく、取り乱すこともない。

 お仕事以外でも、もちろん息子ともそうですけど、友達とも、当たり前のようにryuchellのことを会話に出すし、誰かがryuchellの名前を出したときに何の違和感もなく会話が続き、名前が出たときにグサッと傷つくこともない。

 お仕事でryuchellのことを話すのは、私にとってはすごいいい機会になっています。人間は言葉を自分の口から出すと、本当にそう思えるようになったりとか、自分自身の考えを整理できることもあるじゃないですか。

 

■気持ちの整理はついていても

 ryuchellのことに関しては、自分で話すことで整理がつくのを本当に身に染みて感じていて、だから、ryuchellの死は受け入れられてはいないけど、整理はついている。

 リアルな話を言うと、ryuchellの写真が部屋にあって、そこにryuchellがいると思っているんですけど、それに対して全力で何かをやってあげられていない。