当事者の会元代表を脅迫容疑 ジャニーズ性加害、女を書類送検 神奈川県警

AI要約

旧ジャニーズ事務所創業者の性加害問題に関連する中傷事件で、女性が元代表をSNSで脅迫と侮辱した疑いで書類送検された。

被害者である平本淳也元代表が告訴し、社会に対する誹謗中傷への抑止力が求められていることがコメントされた。

犯罪行為による影響は深刻で、脅迫罪や侮辱罪は命を左右する重大な犯罪であると述べられた。

 旧ジャニーズ事務所(現SMILE―UP.)創業者の故ジャニー喜多川氏による性加害問題で、元所属タレントらでつくる「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の平本淳也元代表(58)をSNSで中傷したとして、神奈川県警は11日までに、脅迫と侮辱の疑いで投稿した女を書類送検した。

 10日付。捜査関係者への取材で分かった。

 捜査関係者によると、書類送検容疑は2023年10月ごろ、X(旧ツイッター)に「死ね」などと投稿。平本さんを脅すなどした疑い。

 投稿に気付いた平本さんが県警に告訴していた。平本さんは取材に対し、「脅迫罪と侮辱罪は時に殺人にも等しく、人の生死を左右することにもなりかねない。社会にはびこる誹謗(ひぼう)中傷という犯罪に対する抑止となることを願います」などとコメントした。