NewJeans事務所代表 警察の聴取受ける=HYBEが告発

AI要約

韓国人気ガールズグループNewJeansの所属事務所代表が業務上背任の疑いで刑事告発され、警察に出頭して聴取を受けた。

所属事務所は経営権を奪う計画をたてたとして告発されたが、犯行は不可能と主張している。

裁判所は代表取締役解任案の議決権を制限する仮処分を認め、代表取締役に留まることが決まった。

NewJeans事務所代表 警察の聴取受ける=HYBEが告発

【ソウル聯合ニュース】韓国人気ガールズグループのNewJeans(ニュージーンズ)が所属する芸能事務所、ADOR(アドア)のミン・ヒジン代表が親会社の総合エンターテインメント企業、HYBE(ハイブ)から業務上背任などの疑いで刑事告発された問題で、ミン氏が9日、警察に出頭して聴取を受けた。

 ソウル竜山署に出頭したミン氏は記者団からどのように聴取に臨むか問われ、「業務上背任は話にならないため、事実通りに話す」と応じた。

 HYBEは4月、ADORに対する業務上背任の疑いがあるとしてミン氏をソウル竜山警察署に告発。ミン氏がADORの経営権を奪う計画を立てたとして、これを裏付ける関係者の具体的な証言と証拠を確保したと主張している。

 これに対しミン氏側は、持ち株比率の構造上、経営権を奪うことは不可能であり、会社の価値を損ねる行為を企んだり、背任行為を犯したりした事実はないとの立場を示している。

 ソウル中央地裁は5月30日、ミン氏がHYBEを相手取り、臨時株主総会で自身の代表取締役解任案の議決権を行使できないよう求めた仮処分申請を認めた。地裁はミン氏がADORの独立的な支配に向け方法を模索したものの、具体的に実行する段階には移らなかったとし、背任とは言い難いと判断した。仮処分申請が認められたことを受け、ミン氏はADORの代表取締役にとどまった。