きらやか銀監視チームを設置 経営再建へ関与強化 金融庁

AI要約

金融庁は地域銀行経営モニタリング・アドバイスチームを設置し、じもとホールディングス傘下のきらやか銀行の経営監視に当たる。

きらやか銀行は公的資金返済が困難で、経営再建に向けて金融庁が関与する。

チームは金融庁の銀行第二課長がトップで、融資審査体制のアドバイスなどを行う。

 金融庁は10日、監督局内に「地域銀行経営モニタリング・アドバイスチーム」を設置したと発表した。

 経営悪化で6月に国の実質的な管理下に入ったじもとホールディングス(HD)傘下のきらやか銀行(山形市)の経営監視に当たる。

 同行は国から注入を受けた公的資金200億円について、9月末の期限までの返済が困難となっており、経営再建に向けて関与を強める。

 チームのトップは金融庁の銀行第二課長が務める。今後、融資に関する審査体制のアドバイスなどを行う。