「石丸伸二氏から支援依頼あった」 維新幹部が明かす 都知事選巡り
AI要約
日本維新の会の音喜多駿政調会長は前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏に支援を要請されたが、条件面で折り合わず、推薦を取れなかったことを明かした。
都知事選で自民党や公明党から支援を受けた小池百合子氏が3選を果たした結果、石丸氏は自民党の応援を受けられなかった可能性があると音喜多氏は指摘した。
維新と政策協定を結ぶ形での支援を望んだ石丸氏と、維新側からの推薦申し入れが実際に行われたのかは不明。
日本維新の会の音喜多駿政調会長は8日のBSフジ番組で、東京都知事選で次点に入った前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏について「選挙前に2度ほど会い、支援をお願いされた」と明かした。
音喜多氏は知り合いに紹介されて石丸氏と面会したといい、石丸氏側から「維新は政策も近い。支援をお願いできないか。ただ政党色は付けたくない」と依頼されたと説明。音喜多氏は支援の条件として「維新と政策協定を結んで推薦を取ってもらう形」を望み、折り合わなかったという。「（維新側から）推薦を申し入れて断られたという認識はない」と語った。
都知事選は、自民党や公明党の自主支援を受けながら政党色を消した小池百合子氏が3選を果たした。音喜多氏は「（石丸氏は）勝手連的だった自民党のような応援を想定していたのかもしれない」と指摘した。【田中裕之】
