新幹線を緊急停車疑いで逮捕 乗り間違いか、ブラジル国籍の男

AI要約

愛知県警安城署は10日、ブラジル国籍の男性が東海道新幹線で非常ブザーを押し、緊急停車させた疑いで逮捕されたことを明らかにした。

容疑者は車内で混乱し、間違った新幹線に乗車したとみられており、逮捕容疑を否認している。

事件は、乗務員に従わず緊急停車させ、列車の運行に影響を与えたとして警察が捜査を進めている。

 愛知県警安城署は10日、正当な理由なく走行中の東海道新幹線の車内で非常ブザーを押し、県内の駅に緊急停車させたとして、威力業務妨害の疑いでブラジル国籍の自営業ロドリゲス・オルテス・オオイ・ラファエル容疑者(25)=三重県四日市市=を逮捕した。署によると、容疑者は新幹線を乗り間違え、降りようとしたとみられる。

 逮捕容疑は6月2日午後6時35~50分、名古屋駅から東京方面に走行中の広島発東京行きのぞみ102号で非常ブザーを4回押し、乗務員に従わずドアを蹴るなどして三河安城駅(愛知県)に緊急停車させ、運行を妨害した疑い。「ボタンを押したのは覚えていない」と容疑を否認している。