大阪版ライドシェア実現を 府議会が緊急要望書まとめる 8月にも国に提出

AI要約

大阪府議会が2025年の大阪・関西万博に合わせ、ライドシェアの規制緩和を求める緊急要望書をまとめた。

府は万博期間中の24時間運行や台数制限の撤廃を国に認めるよう要望している。

ライドシェアの必要性を強調し、円滑な移動と協議の場設置を求めている。

大阪版ライドシェア実現を 府議会が緊急要望書まとめる 8月にも国に提出

一般ドライバーが自家用車で客を運ぶ「ライドシェア」を巡り、大阪府議会は8日、2025年大阪・関西万博に合わせ、府内全域での24時間運行などの規制緩和を国に認めるよう求める緊急要望書を維新、公明、自民の3会派でまとめた。8月にも国に提出する。

4月から始まった「日本版ライドシェア」はタクシー不足を補う制度で、運行可能な区域や曜日、時間帯が指定されている。一方、府は万博開幕半年前から閉幕までの1年間限定で、府内全域での24時間運行や、台数制限の撤廃などを認めるよう国に求めている。

緊急要望書では、万博期間中に急増する交通需要に対応するため「円滑な移動を可能とし大阪の実情にあったライドシェア」が必要と強調。府議会としても、国に府との協議の場を設置するよう求めている。