東京都知事選挙での逮捕者8人…ポスター巡る違反が相次ぐ

AI要約

選挙ポスター掲示板に無関係な内容のポスターが大量に貼られ、警察によると選挙関連の逮捕者が増加している。

逮捕者は主に公職選挙法違反や器物損壊、暴行容疑で逮捕されており、公選法違反の警告も相次いでいる。

一部候補者や関係者は規格外のポスターを貼り、公共の秩序を乱す行為で警告を受けている。

 今回の選挙では、選挙ポスター掲示板に無関係な内容のポスターが大量に貼られるなど、異例の事態が相次いで起きた。

 警視庁によると、都知事選に絡む逮捕者(7日午後8時時点)は男女8人で、前回選より7人増えた。選挙ポスターを巡る違反が相次ぎ、逮捕者のうち4人は候補者のポスターを剥がしたり、落書きをしたりした公職選挙法違反(自由妨害)容疑だった。残る4人は、ポスターを破るなどしたとして器物損壊や暴行容疑で逮捕された。

 公選法違反などの警告は、都議補選を含めて計22件に上り、うち13件は規格外のポスターを貼るなどした「文書掲示違反」だった。

 ほぼ全裸の女性を写したポスターを貼った候補者や、女性専用風俗店を紹介するポスターを掲示した陣営関係者に対し、それぞれ都迷惑防止条例違反と風営法違反で警告が出された。